【相談無料】東大阪で債務整理の経験豊富な弁護士なら東大阪布施法律事務所
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●取扱い業務:債務整理
(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求)
「最初はちょっとのつもりだったのに、気がついたら借金が大きくなっていた…」
「金利が多くてなかなか返済が終わらない…」
そんな方に人気があるのが、任意整理という方法です。
推定で年間300~500万人くらいの方が任意整理をしていると言われています。
任意整理とは簡単に言うと、将来金利の免除や遅延障害金を免除してもらうことで、借金の減額をして支払いの負担を軽くする方法です。
これだけ聞くとメリットしかないように思えますが、実はデメリットとして押さえておくべきポイントがあります。
任意整理のデメリットをお話する前に、任意整理について簡単に説明していきます。
任意整理とは、弁護士や司法書士に依頼して、債権者(お金を借りている業者)に、将来金利の免除や遅延障害金の免除、過払い金があれば払い戻しをお願いしてもらい、借金の減額をして支払い計画を立て直すことです。
自己破産や個人再生のように裁判所を通さないので、負担が少ないうえ、家や車のローンは対象から外せるので資産も守れるというメリットがあります。
では、任意整理のデメリットとしては何があるでしょうか。
ブラックリストに載る、と聞くとものすごく恐ろしいことに聞こえますが、ブラックリストに載るというのは、「信用情報機関の信用情報に、事故情報が載る」ということです。
社会的に信用がなくなって、今後ずっと苦労をするのではないか、というイメージを持つ方もいらっしゃいますが、事故情報が載るのは5〜7年の間だけで、時期が過ぎれば情報は削除されます。
また、この信用情報というのは、貸金業者が管理している情報で、どこかに大々的に貼り出されるわけではないので、家族や友人にバレるということはまずありませんし、就活中で会社にバレて不利になるということもありません。
ただ、ブラックリストに載るということは、この人にお金を貸すと、返ってこないリスクもありますよ、という情報が貸金業者の間で共有されるということです。そのため、新しくローンを組んだり、クレジットカードを作るのは難しくなります。
でも任意整理をして借金を完済しようと思っている時には、むしろ新しいローンを組んだりしないほうがいいので、見方によってはデメリットにはなりませんよね。
クレジットカードについては、新しく作るのが難しいだけで、今持っているクレジットカードは使えるのか、と疑問に思っている方も多いですよね。
結論から言うと、債務整理の対象から外したクレジットカードはしばらく使えます。
任意整理をする際に、ほとんどポイントカードのようにしていてクレジット機能は使っていないクレジットカードなどは、任意整理の対象から外すことができるので、そのクレジットカードは使うことができます。
しかしずっとというわけではなく、クレジットカード会社は定期的に信用情報をチェックしたり、信用情報機関同士のネットワークで、新しく載せられた事故情報などをチェックしています。
そこで名前などの情報が見つかってしまうと、任意整理の対象外にしていたクレジットカードも更新ができなくなったり、利用が認められないケースが多いです。
今時ネットでお買い物したり、クレジットカードがないとすごく不便!という方にはデビットカードというガードがあります。
デビットカードがクレジットカードと違うのは、口座と直結していて、使ったらその場で口座からお金が引き落とされるということです。
クレジットカードのようにお金がなくてもお買い物できる、というわけではなく、あくまで口座にお金がないと使えないものなので、お金の使いすぎを防ぐ効果もあります。
デビットカードはクレジットカードのように審査がないものがほとんどなので、任意整理をした後クレジットカードがないと困る、という方はデビットカードを作るのもおすすめです。
任意整理というのは、あくまで債務者が、債権者に「依頼」をするかたちで話を進めていきます。
債権者側には応じなければならない、という義務はなく、法的に手続きを進めていけるわけではありません。
自己破産や個人再生であれば、裁判所を通すので期限を設けて話を進めていけますが、任意整理は債権者に債務者(実際は弁護士や司法書士などの代理人)がお願いして、将来金利や遅延損害金を免除してもらうように依頼するので、任意整理を受け付けていない業者もあります。
債権者側からしたら、金利で利益をとっているので、金利を免除してしまうと利益がなくなってしまいますからね。
それでもきちんと返済をしてもらえるなら、と応じてもらうわけなので、どんな場合でも必ず任意整理ができるというわけではないんです。
もちろんそのような業者は少数ですので、ほとんどの場合は任意整理できます。
ただ、業者によっては特定の弁護士事務所や司法書士事務所からの任意整理は受け付けない、ということもあります。
その場合は依頼先を変更しなければいけません。
そうなる前に、依頼しようと思っている弁護士事務所や司法書士事務所のホームページなどで、過去の事例をチェックしておくのがおすすめです。
任意整理に強い事務所は、過去の事例をたくさん載せているところもあり、その中にあなたが任意整理しようと思っている貸金業者の名前があれば、事務所に原因があって任意整理ができない、ということは避けられます。
任意整理というのは、あくまで将来金利を免除してもらったり、遅延損害金を免除してもらって、借金の返済計画を立て直す方法で、借金の元金自体が減るわけではありません。
自己破産であれば裁判所を通すので負担が大きかったり、家や車を手放さなければならないので、家族にも負担がかかることがありますが、借金自体は全額免除されます。
また、個人再生は全額ではありませんが、借金の元金がかなり減額されます。
それに比べて任意整理は、負担が少ない分、借金の元金自体が減額されるわけではありません。
もちろん過払い金があった場合は払い戻しの請求をするので、その分は元金の減額にあてられますが、支払いが一気に楽になって簡単に返済できる、というものではありません。
それでも金利が高く、金利分の支払いだけで毎月かなりの金額を払っている、遅延損害金を払っている間に元金の支払いが遅れてしまい、また遅延損害金が発生する、というような悪循環から抜け出すには任意整理はとても向いています。
任意整理は、借金がチャラになるわけではなく、任意整理をした後には合意書に基づいて支払いを続けていく義務があります。
任意整理をするタイミングでは、もちろん安定した収入があることが条件になりますが、例えばやりたい仕事が見つかって転職したいと思っても、収入が下がって支払いを続けていくのが難しくなるようなら、支払いが終わるまでは転職しない道を選ぶことが大切になってきます。
少し休職したいな、と思っても、支払いが難しくなるようであれば支払いが終わるまでは収入を減らさないようにしていかなければなりません。
もちろん任意整理をしていなくても、返済をしていくという意味では収入は大切なのでデメリットと考えるかどうかは人それぞれですが、一度任意整理をするということは、将来金利などを免除してもらうかわりに、無理のない範囲で返済計画を立てると約束している状態なので、滞納してしまった場合にはそれなりにリスクがあります。
滞納が許されるのは、債権者にもよりますが、2回(2カ月分)としているところが多いです。
しかし、それを超えて滞納してしまったり、何度も繰り返してしまうと、和解交渉が無効になる場合があります。和解交渉が無効になると、債権者は債務者に一括で返済を求めることが可能になるため、一気に多額の請求がくることになります。
もちろん債権者も、一括で支払うのが難しいから任意整理をしていることは分かっているので、利息となる遅延損害金を加えて返済を継続していく場合もあります。
例えば任意整理をした時に100万円の借金があったとして、毎月3万円支払い、60万円支払ったところで滞納を3カ月続けてしまい、和解交渉が無効になったとします。
そうすると残りの40万円に遅延損害金を加えて、それをまた分割で支払っていく、ということになります。
もちろん1回滞納したり遅れただけですぐに無効になるわけではありませんが、任意整理をするということは、依頼した弁護士や司法書士の信頼もかかっていることになるため、簡単に何度も滞納するというのはよくありません。
そのため、任意整理後に完済まできちんと支払っていけるかどうか、ということもしっかり考慮した上で、自己破産や個人再生ではなく任意整理を選んでも大丈夫か、返済計画は無理がないかなどをしっかり考慮していきましょう。
今時、携帯電話を持っていない、という方はかなり珍しいですよね。
それに加えて、今は2年ほどで機種を変更する場合が多く、その度に携帯電話代に加えて機種代も分割で払う場合がほとんどです。
しかし任意整理をすると信用情報機関の信用情報に、事故情報として名前や住所が載ってしまうため、新しいローンは組めなくなります。
そのため、新しい機種を買う場合は月々の支払いではなく、一括で購入する必要があります。
ただ、基本となる携帯電話代はそのまま支払うことができ、携帯電話もそのまま使うことができるので、機種を新しくする必要がなければ特に問題はありません。
任意整理のデメリットを見ていかがでしたか。
少額でも安定した収入がないと利用できませんし、数年ですがブラックリストにも載ってしまいます。
ただ、他の債務整理に比べると、どれも生活に大きな負担がかかるほどではありません。
メリットも大きい任意整理なので、返済がなかなか終わらない方は、メリットとデメリットを比べて、一度任意整理をすることを検討してみてはいかがでしょうか。
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